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余談:ある楽器との出会い①
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そうやって天狗になった私がチェロを始めたのは小学校5年生の時。
最初は座って構える方法、弓の使い方、指を押さえる場所・・・といった
基礎の基礎はもちろんつまらなくって。
レッスンを逃げ出そうとしたのは言うまでもない。
仮病を使っていかないように抵抗したこともあったり、
時には「いきたくない!」「やりたくない!」とも抵抗した。
そのうち曲を習いだしたら、
意外とスイスイ進んで
楽器を通してカラダが音に共鳴していく感覚が楽しかった♪
それからまもなく、先生の意向の荒療法で、
念願のジュニアオーケストラに参加することになった。
このジュニアオーケストラは弾く曲こそ素晴らしかったけど、
押し合いへし合い、足の引っ張り合いが多く、
人間関係がこじれている場所だった。
曲の一例はこちら:
裏話?をしてしまうと、オーケストラの座る席の場所は実力順。
コネがよっぽどない限り、完全実力社会。
観客による方がその隣に座る人(楽譜めくりもする)よりも実力があり、
前に座る人ほど上手い。
一番前の観客側に座る子が一番上手いことになる。
だから座った時点で実力がバレてしまい、
その席を獲りに行く!!と意気込む人も多い。
その異様なライバル意識があるからか、
恋愛感情も絡んでくると昼ドラマ化して
嫌がらせも起こるのだ。
それをたいていどの楽器でも起こっていて、
「おとなしいいい子ちゃん」だった私は、
あちこちの愚痴を聞いていた。
・・・そして徐々に建前と本音が乖離している
人たちが信じられなくなり、
幻滅・・・。
という残念な青春時代を過ごす。
が、この下積みがあったからこそ、高校の時に得たものがあった♪
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